夫がうつ病と診断されて数年、色々試しましたがいい状態悪い状態をずっと繰り返すばかり。
きっとこの状態が続くのだろうなと最近思うようになり半ば諦めモードです。
私はどんなことを意識して接すればいいのでしょうか。
それとうつ病とは戦ってはいけないと聞きました。
好美さんはどう思いますか。
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結論、「あなたはあなたのままで満点」です。
あなたのまま、そのまま何も意識しないでご主人様に接して下さい。
なぜ満点なのかというと、諦めモードに入ったからです。
色々試されたことは、ご主人様にとっても決して無駄なことではありません。
いつか必ず今の状態でなくなる日がきます、それがいつかわからないのでずっとこの状態が続くと思ってしまうのです。
寛解前になると、今まで試したこと全てが必要なことだったと思えるようになります。
うつ病のご主人様をサポートする上で諦めるというのは、寛解に向かっている一つの通過点だと私は思います。
私も色々と試してきましたが、当時は全く主人が良くなっている実感なんてありませんでした。
どんどん悪くなっている、そんな感じしかしなかったです。
私の場合は、もう支え切れないくらいメンタルも体力も弱くなり諦めざるを得ない状態でした。
主人のことを諦めたというより、私のできることをやろうできないことや無理なことはもうしない。
このスタンスでいこう、もう頑張ることもできないしもう無理だと。
決して主人を見捨てるのではなく、当時は見守りながら過ごす感じでしたね。
おそらく、相談者様は精魂尽き果てるまでご主人様をサポートされたのではないでしょうか。
なので「あなたはあなたのままでいい」といいう結論になりました。
前半戦終了といった感じですかね。
今までの数年間、よく頑張ったと労いの言葉を自分自身に投げかけて下さい。
そして後半戦はできることをできる時にする。
ご主人様に声をかけながら、たわいない会話をし過ごすというのはいかがでしょう。
ずいぶん楽になると思います。
もちろんサポートは続けます。
サポートというよりは、一般的に病気でなくても夫婦でなくても人と人が一緒に暮らせばお互い支え合って過ごすことは必要ですよね。
病気に焦点を当てるのではなく、生活そのものを見るように心がけてみてはいかがでしょうか。
今まで病気ばかり見てきたので始めはなかなか上手くみれないかもしれませんが、少しづつ病気から目を離していきましょう。
例えばご主人様の体調がいい時は一緒にスーパーへ行くがてら散歩に行ったり、日中体を動かすと夜ぐっすりと寝れます。
一石二鳥なのでご主人様を外へ連れ出すといいですね。
スーパーへ誘う理由もご主人様のためではなく、荷物持って欲しいからついてきてと「あなたが必要なのです」という気持ちを込めて伝えて下さい。
少しくらいしんどくても、必要とされれば男は頑張る生き物です。
そして荷物を持って運んでくれたご主人様に「ありがとう助かったわーっ」と笑顔で言葉に出して伝える。
ありがとうだけではなく一言添えて伝える、この一言はけっこう大事なことかもしれません。
この一言もご主人様を褒める一言ではなく、相談者様がどう思ったかの一言の方がご主人様は嬉しいはず。
最後に、うつ病と戦ってはいけないとのことですが私は戦いました。
家庭を壊されたくない一心で戦いました。
主人に取り憑いているうつ病と戦いました。
そのようにおっしゃった方が言いたいのは、きっと罹患している本人は戦ってはいけないということなのかなと思います。
相談者様もご主人様を見ていてどうですか、あの状態では戦えないですよね。
でも無理して戦おうとする方がいらっしゃるんですねきっと。
これからどんどん寛解に向かう途中で、ご主人様が戦おうとしていたら阻止していきましょう。
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美r 尾崎好美
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