【相談】
自分を責め続けた夫に気づくことなく過ごしうつを発症しました。
気づいてあげれなかったことを悔やみます。
その一方で看病にも疲れます。
言ってはいけないことややってはいけないことありますか。
以前、できることでいいと書かれてましたが本当にそれでいいのでしょうか。
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【回答】
はい、できることをサポートする。
これでいいです、自分のメンタルを優先順位1番に考えていいんです。
むしろそうしなければサポートは続きません。
無理をし続けていると、私たちサポートする側もポキっと折れてしまいます。
ご主人様がうつを発症するまで気づかなかったとありますが、私も全くわかりませんでした。
主人もずっと耐えていたのだと思います。
私の場合主人がうつと診断されても、すごく軽く考えていました。
こんなに奥深いものだとは、後になりわかりました。
所で、仰るようにサポートする側も本当に疲れます。
まず、自分がどうにかしてあげようとは考えないことです。
なぜなら、どうにもならないからです。
治してあげようと思えば思うほど、思い通りにならないので疲れます。
言ってはいけないこともないですし、やってはいけないこともないです。
そのかわり、言ってあげたほうがいいこと4つ、やってあげたほうがいいこと1つあります。
私が経験し効果があったと思えること、そのことについて書きます。
まず、言ってあげた方がいいことは「挨拶」の4つです。うつ病家族 vol.2
・おはよう
・行ってきます
・ただいま
・おやすみ
この4つの挨拶はサポートする側が疲れていても言えますよね。
ご主人様から返事がなくても気にしなくていいです。
しかし、返事が返ってきた時はご主人様の体調がマシな時、なのでもう一言何か返してみて下さい。
例 おはよう→おはよう→今日も天気いいね→、、、など
これは会話をするというより、目的は「いつもあなたのことを気にかけているよ」というメッセージになります。
冒頭にあった、ご主人様は自分を責めるということですが病気になった今も責め続けていると思います。
自己肯定感はどん底状態、こんな状態で俺は誰からも相手にされない俺はどうしょうもない人間なんだと自分を責めているのではないでしょうか。
そんなこと全くないのにね。
なので「挨拶」は言ってあげて下さい。
そしてやってあげた方がいいのは「身の回りの世話」特に食事です。
食事の用意をしても食べてくれないと悲しくなりますが、簡単なものでいいので手作りをする。
ご主人様が食欲がない時でも水分は取れると思うので、お味噌汁の汁だけでも口にするように声をかけてみて下さい。
あなたが食事の用意をしていることは、ご主人様に伝わります。
あなたが作り続けていると、食べれないご主人様はあなたに対して申し訳ないという気持ちが出てきます。
そうすると、多少体調が悪くても口にするようになります。
たわいもない会話をしながら食事を共にしてみて下さい。
後は外に連れ出すくらいかな。
理由はなくていいのでなるべく日中外へ出るよう声をかけてみる。
一緒に散歩をして会話をする、少し外に出るだけでもご主人様は相当疲れますので夜になるとよく寝れます。
ご主人様も寝ている間はいろんなことを考えずにすみますので一石二鳥です。
【まとめ】
・サポートする側は自分のメンタルを1番に考える。
・声掛けの「挨拶」と「身の回りの世話」をする。
(身の回りの世話に関してはサポートする側の体調に合わせていきましょう。)
美r 尾崎好美
以下はプロモーションです。